(雪の日に)道を気楽にすたすた歩けるのは、誰かがぼくらが起き出す前に、一生懸命「雪かき」仕事をしてくれた結果でしょう。そういうふうに、当たり前に見えることが実は無数の人間的努力の総和なんだということを思い知るって、ほんとうに大切なんですよ。

『評価と贈与の経済学』(内田樹・ 岡田斗司夫)

店主のひとこと

僕が最初に読んだ内田樹さんの本は『街場の文体論』でした。それは大学での講義内容をまとめた本で、読みながら「ああ、やさしい人だなぁ」とシミジミ感じられるものでした。
今回取り上げたこの一節は、つまり「人は人に生かされている」ということだと思います。「情けは人のためならず」。
僕たちの生活は、みなつながっているのです。

今回紹介した本

タイトル 『評価と贈与の経済学』
著者 内田樹・ 岡田斗司夫
発行年 2013年
出版社 徳間ポケット

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