自分をゆるめる技術 第4回 そのときの自分に委ねる

さて、今日も書いていきましょう。例によって、これから何を書くかは決めていません。書き始めると書きたいことがわかってきて書けるのです。このことは、第2回で書きましたね。「軽率に始める」というやつです。

まずとにかく始めてみる。何をやったらいいのかは、始めたあとの自分が教えてくれます。そうなんです。始める前の自分にはわからなくて当然なのです。

やったあとにしかわからない感覚があります。なので、次になにをするのかは、やり始めたあとの自分に聞くのが一番なのです。

では、やり始める前の自分は何を教えてくれているのでしょうか。それはわかっているはずです。「やりたい」そう言ってくれているわけですよね?

書くのであれば、「書きたい」です。書きたいのだから書いてあげる。始めてあげる。それでいいのです。ザッツ・オール!というわけです。「何を」かは決まっていなくていい、どうだっていいのです。「書きたい」それだけが決まっていれば「じゃあ書きましょう」でいいのです。

まず、書き始めてみる。そうすれば「書き始めた自分」が立ち現れます。そのあたらしい自分、書き始めた自分にどんどん聞いていけばいいのです。

とりあえず始まったね、まずは好きに動いてみてよ、お、こっちかい、いいね。じゃあ次はこっちとかどう?

というような感じです。基本的にそのときの自分に委ねてあげればOKです。これは自分を信じてあげる、ということもであります。

こんな感じで「その場その場の自分に聞いてあげる」「委ねてあげるだけでいい」と言われれば気楽な感じがしてきませんか?ゆるんでくる感じがしませんか?

そろそろ今日のキーワードが出てきましたね。「そのときの自分に委ねる」です。

この「そのとき」というのが大事です。そのとき=その瞬間を捉える、です。つまり、計画をしようとしない。先を見ようとしない。うまくやろうとしない。ということなのです。頭で考えるのではなく、自分に委ねるのです。

まず始めてみる。そうすると「場」が動いていきます。その「場」には自分も含まれます。というか、その「場」を自分が感じているはずなんです。その感じている場に対して自然とあなたは反応しようとするはずです。その反応をそのまま出してあげればいいのです。反応することを邪魔しない。ノージャッジです。

しかし、そのときに「見通し」とか「計画」のようなフィルターをかけてしまうといると、その反応が歪んでしまいます。反応として、出てきたものが純正なものではなくなっているのに、あなたはてっきり「これが自分の反応なんだ」と思い込んでしまいます。そして心と体が一致しないとか、うまくいかない、とかになっていくのです。

とにかく何もしなくてよいのです。ただ自分に委ねてください。それはあなたを信頼するということでもあります。あなたの素直なリアクションを、そのまま純度高く外に出していきましょう。

それはまるで即興演奏のようなものです。感じる→反応→即アウトプットという流れを大事にしてください。即興演奏をしようとすれば、まず感じることに敏感になります。いま何が起きているのか、それに自分は何を感じとっているのか。流れを意識するようになります。それがグルーヴになっていくのです。そのグルーヴは自然と「あなたらしさ」となります。

ここまでくれば肩に力が入れてなどいられません。力が入るというのは「意図」の固まりだからです。「計画」「見通し」「意図」これらは、あらかじめ決まっていることをこなしていく行為です。だから「さあやるぞ」といって始める前に力を入れられてしまうのです。

即興の場合は、そんな時間はありません。なぜなら固まっていては反応できないからです。自分がやわらかく柔軟になっていないと即時対応、即時反応はできないからです。

そのときの自分に委ねる。計画など必要ありません。ただ、そのときの自分を瞬間瞬間で信頼して、任せて、楽しんでいけば、自然とリズムが生まれます。それがまた楽しさや信頼を生みます。

というわけで今回は「そのときの自分に委ねる。」でした。

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