僕はこれでいいんだ、って思いたい。

いいことメガネ  2020年09月25日

日々の暮らしのなかにある「いいこと」探しのエッセイシリーズ『いいことメガネ』。
金曜日のテーマは、「ワクワクした話」です。


最近聴いたラジオにものすごくワクワクしたというお話です。

 

 

コクヨ野外学習センターのポッドキャスト『働くことの人類学』。狩猟採集民の生活から「働き方」を考えようという回です。

狩猟採集民が、働き方の研究に何の関係があるのか、については番組の冒頭で語られていますが、もうそこの説明からして面白いです。

詳しい中身は端折りますが、ゲストである津田塾大学の丸山淳子さんから飛び出すキラーフレーズが、もう面白くてたまりませんでした。ここでは、そのうち1つをご紹介します。

丸山さんは南部アフリカ・カラハリ砂漠で狩猟採集民(通称ブッシュマン)の研究をされているのですが、彼らの文化では「1つのことをする奴ら」というスラングがあるらしいです。1つのあることだけをやる、って変だよねという感覚らしいんです。

僕はこれを聴いたとき、もうたまらなくうれしくて、「そうだよね!それでいいんだよね!」と興奮してしまいました。ずっと職人的に1つの道を極められないことにコンプレックスを抱いてきた僕にとって、そのまんまで大丈夫だから、って言われているような気がしました。

そして同時に、「やっぱり環境や文化が変われば、価値観は180度ひっくり返る。ここでは良くないとされていても、他の場所では大手を振って歓迎されることもあるんだ」とも感じました。

「こうでなくてはならない」ものなんて1つもなくて、いてはいけない人なんて1人もいないんだ。

僕が本を読んだり、海外のニュースを覗いてみたり、英語を学びたいと考えているのも、いままで知らなかった「こんな考え方があるんだ!」に触れてみたいからです。色んな考え方や文化にふれることで、自分の考え方、ひいては存在を認めててあげたい、全肯定してあげたいからなんだな、とこのラジオを聴いていて気が付きました。

新しい考え方や文化に触れるとき、僕はとてもワクワクします。それは、また一つ、自分の可能性を大きく感じられるからかもしれません。

 

いいことメガネについて

日々の暮らしのなかにある「いいこと」探しのエッセイシリーズ。
平日更新で、曜日ごとにテーマを設けてお届けします。

月曜日:うれしかった話
火曜日:たのしかった話
水曜日:いやされた話
木曜日:ドキドキした話
金曜日:ワクワクした話

「いいこと」はとつぜん降ってくるものではなく、わたしたちの身のまわりにあふれています。
色眼鏡をかけるように、「いいことメガネ」をかけて暮せば、あなたの生活も「いいこと」であふれていくかも。

 

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