朝のしずけさ

いいことメガネ  2020年10月07日

日々の暮らしのなかにある「いいこと」探しのエッセイシリーズ『いいことメガネ』。
水曜日のテーマは、「いやされた話」です。


毎朝6時頃に起きます。最初にやることは、寝室のカーテンを開けることです。

今朝も、起きがけにカーテンを開けると、お日さまのやわらかな光がそっと注ぎ込み、シンとした静けさの中に鳥の声だけが聴こえてきました。

ふと20代の独身時代を思い出しました。都心で働いていた僕は、毎朝ギリギリまで寝ていて、起きたらテレビや音楽を鳴らして、無理やりに体を起こそうとしていました。あれじゃあ、頭が10円ハゲにもなるよなあ。

そんなことを考えながら、ボーッとベッド際で窓の外を見ながらハミガキをしていると、今はいい暮らしができているなと思えました。まだ世の中が起き始める前の、このひっそりとした時間が、あの頃の分まで、僕をいやしてくれているようでした。

いいことメガネについて

日々の暮らしのなかにある「いいこと」探しのエッセイシリーズ。
平日更新で、曜日ごとにテーマを設けてお届けします。

月曜日:うれしかった話
火曜日:たのしかった話
水曜日:いやされた話
木曜日:ドキドキした話
金曜日:ワクワクした話

「いいこと」はとつぜん降ってくるものではなく、わたしたちの身のまわりにあふれています。
色眼鏡をかけるように、「いいことメガネ」をかけて暮せば、あなたの生活も「いいこと」であふれていくかも。

 

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