【2022年2月】今月のミュージック・ダイアリー

日記をつけるように、その日気になった曲を記録していく「ミュージック・ダイアリー」。

月毎にプレイリストを作成し、日々、曲を放り込んでおきます。月の終わり、溜まった曲を上から順に聴き直していくと、その時々の心象が曲に結びついて浮かび上がってきます。

言葉では言い表せない何か。言葉になる前の何か。けれど、自分が確かに感じたはずの何か。

それらを無かったことにせず、自分の内に留めておくための、1つのアプローチになるのではないかという仮説のもと「ミュージック・ダイアリー」を始めてみました。

ここでは、その検証実験の記録として、プレイリストを公開していきます。

2月のプレイリストを振り返ってみて

2月に入ってすぐ、久しぶりにひとりで夜を過ごす日があった。唯一飲めるアルコールであるギネスビール(缶タイプ)を開けて1パイントグラスに注ぎグイッと飲み干すと、何とも言えぬ高揚感があった。Airpodsを装着し、Apple Musicで20代の頃によく聴いていたパワーポップやパンクミュージックなどを流しはじめたら勝手に体が動いてピョンピョンとダンスしていた。

そんなことがあったので2月のプレイリストは賑やかな2曲で始まってはいるが、全体的には静かめな音楽で構成されている。

Deodatoもこのイントロが久しぶりに聴きたくなったのと、Phoebe Bridgersがやっぱり良くてその熱は3月に入ってからも続いている。A grave with no nameなんかもちょっと思い出したり。

音楽って、やっぱり情景を変えてくれる不思議なものだ。音楽は時間と空間をデザインすることで、感情の変化を与えてくれるコンテンツだと思う。感情の変化というか、もっといえば、そこにいるあり方というか、今という時間の過ごし方を選択し直させてくれるもの。視覚から入ってこないというのも大事だと思う。

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