music diary 2023.7

日記をつけるように、その日気になった曲を記録していく「music diary」。

しばらく投稿が止まっていましたが、投稿していなかっただけで、個人的にずっと継続していました。
もともと自分のためにやっているわけだし、需要がある気が全くしないので、わざわざアップしないでもいいのですが、こうやってコツコツ発信していくこともまた、レーベルの活動としては大事なのかなと思いましたので、再開することにしました。

需要とか、ニーズみたいなものに偏らず、僕の個人的な「楽しみ」や「好き」を集めていくこともまた、GOOD&SHAREというコンテンツレーベルの役割というか、存在意義の1つだと思います。

ということで、バナーを新しくして、リニューアルぽい雰囲気を出してみました。出ているといいです。)

music diary とは?

“music diary”とは、いわば「日記の音楽版」です。
日記をつけるように、その日、気になった曲を記録していきます。音楽のジャーナリングと言ってもいいかもしれません。

言葉ではなく、音楽で日々を綴っていくことで、その時々の心象が、曲に結びついて浮かび上がってきます。

言葉では言い表せない何か。
言葉になる前の何か。
けれど、自分が確かに感じたはずの何か。

それらを無かったことにせず、自分の内に留めくための、1つのアプローチになるのではないか、という仮説のもと、この”music diary”を始めました。

ここでは、その検証実験の記録として、プレイリストを公開していきます。

2023年7月のプレイリスト

Just Play Music / Big Audio Dynamite
Axel F / Beverly Hills Cop
What Was I Made For? [From The Motion Picture Barbie] / ビリー・アイリッシュ
Mitsubishi / Generationals
Act I / Worn-Tin
できっこないを やらなくちゃ / サンボマスター
One Night with The Valet / Tennis

プレイリストを聴き返してみて

この月は、次女ちゃんが体調を崩していた。抱っこをしながら、なぜかビバリーヒルズコップのテーマソングが頭から離れなくなってしまい、そのままプレイリストに入っている。

プレイリストのなかでは、ビリーアイリッシュの新曲がダントツでお気に入りだ。
長女ちゃんの自転車をお店に見に行った時に、ほしい自転車が傷が入った店頭在庫しかなく、代替品を取り寄せもできないと言われた。オンラインストア上でも欠品になっていて、他店を探し回るかどうか、それとも、この傷ついている店頭在庫を買うか、で悩んだ。誕生日プレゼントなので、傷物はいやだな、なんて考えながら迷っているときに、店内の音楽がかわり、この曲が流れた。
その瞬間、そのフロアには、僕と娘しかいなくなった。大きな窓ガラスからは、夏のハイコントラストな日差しが差し込んでいる。外は蒸し暑いのに空調の効いた店内は涼しく、それがちょっとした異世界感を醸し出していた。そこに流れるこの曲。What was I made for?と歌うビリーの声は、とても美しかった。なんだかわからないが、もうちょっと店にいようという気になった。

しばらくすると、別の店員さんが一人あがってきて、その人に聞くと「新品が取り寄せができそうです」とのこと。めでたく僕は、娘がほしい自転車をプレゼントすることができた。

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