怖くても、好きなことをやろう。 第2話 好きじゃないことをやると、ピンチになる。

自分で商品をつくり、それを販売して、喜んでもらい、お金を頂いて、それで生活をしていく。
毎日16時には仕事を切り上げ、夕飯をつくり、家族で仲良く食卓を囲む。娘をお風呂に入れ、一緒に寝る。

こんな生活に憧れていた僕は、会社員から独立後、紆余曲折を経て、ほんとうにそんな生活を手に入れることができました。

家族との時間ももちろん大切にしながら、仕事だって情熱を持って取り組めています。今は毎日たのしくて、自分で自分の今後に期待しています。すごく幸せなことだと思います。

そんな僕が「好きなことをやろう」と提案するのには、次のような理由があります。

「好きじゃないことをやるとピンチになる

これまでに何度か人生の分岐点と言えるような危機的状況に追い込まれましたが、それらの時期に共通しているのは「自分が好きだと思えることから逃げようとしていた」ということです。

好きなことではなく、お金を稼ぐことや損得を優先していると、だんだんと窮地に追い込まれていったという感覚です。

今、振り返ってみると、僕が本当に進みたい道に進ませるために、こうした危機が起こったのではないかと思えます。
逆に言えば「自分の好きなことをやろうとしない限り、何度だってピンチになる」のだと思います。

やばいという状況になったとき、そこで損得やお金稼ぎにやっきになるのではなく、腹をくくって(開き直って)やりたいと思えること、好きなことをやるようになると、少しずつ流れが起き始めます。まるでどんよりとした溜池のように流れが滞っていたところから、サラサラと小川が流れるように、風が起き始め、新しくて気持ちの良い空気が流れ始めます。あとはその流れに乗るだけです。

それは不安や焦りとは無縁の心地よい環境です。楽しさや喜びで溢れています。だって、好きだと思えることをやっているのですから。

「好きなこと」と言われても、「好きなことがない」「好きなことがわからない」と思う方もいるかもしれません。かつての僕もそうでした。

好きなことというと、たとえばミュージシャンになるとか、作家になるとか具体的な職業を思い浮かべたりするかもしれません。
または、ブログで生計をたてるとか、フリーランスになってWEB制作の受託をするとか、「どうやって稼ぐか」的な視点で考えたりするかもしれません。

僕は

好きなこと=自分が大事にしたいこと

だと考えています。

例えば僕の好きなことは大きく2つあります。

  1. 家族と夕食を食べる
  2. ものづくりをして生きていく

この2つは、僕が生きていく上で、大事にしたいと考えていることでもあります。

まず(1)家族と夕食を食べる、についてですが、僕は、何よりもまず家族を大切にして生きていきたいと思っています。家族あっての自分だと思っていますので、家族をおろそかにしていては自分の人生はきっとうまくいかないだろうな、とすら思っています。

なので、家族と夕ご飯を食べられないほど遅くまで仕事をしたくありません。娘のお迎えもありますので、15時過ぎ、遅くとも16時には仕事を終え、夕飯をつくり、一緒に食べて、お風呂に入って、遊んで、一緒に寝る。これが僕にとって、何よりの幸せなのです。

次に、(2)ものづくりをして生きていく、についてです。

僕は小さい頃から、何でも自分でつくってみることが好きでした。
仮面ライダーのバイクをダンボールで自作したり、ティッシュケースを針で縫って母親にプレゼントしたりするような小学生でした。漫画も描いていたし、ギターで曲だって作りました。

大人になった今でも、本を作ってみたい、レコードをリリースしたい、畑をやって採れた野菜で料理をしたい、娘の洋服を作ってみたい、などなど、作ってみたいものは山程あります。今、こうしてウェブ上で連載を執筆しているのも、僕にとってはものづくりの1つです。

自分の作品が増えていくことが、僕にとっては喜びなのです。生きてるなあ、と感じられたりします。

だから、僕はブログのアフィリエイトで稼ぐとか、不動産収入だけで悠々自適の生活を送るということにはあまり関心がなくて、それよりも、1つでも多くのものを作ることに情熱を注ぎたいのです。

しかも、不思議なことに、僕が楽しんで作っていると、誰かが喜んでくれたり、誰かを勇気づけたりすることがあります。そして、感謝の言葉、時にはお金という形で、僕にフィードバックがあるのです。

初めからお金や損得を優先して行動していてもこんなふうにはならず、好きなことをやっていると、お金も、結果として得することも集まってくるのです。それはこれまでの経験からそうだと言えます。

「好き」を突き詰めていけばいくほど、自分の人生は好転していく実感があります。
いっとき好調なだけで、また浮き沈みがやってくるのではないかという、かつて抱いていた不安も、どこかに消し飛んでしまうほど、ますます良くなっている気がします。

好きなことをやっていく人生というのは、思った以上に、やさしくて、たのしいものなのかもしれません。

ただ、ここ行き着くまでには、お金や損得を優先し、好きなことを後回しにしてきた結果、ピンチに追い込まれた経験もしています。自分で自分がどうしたいいのかわからなくもなったし、半べそかいて情けない姿も家族に見せてきたりもしました。

次回からは、僕が経験したピンチについてのお話をしていきたいと思います。

連載:「怖くても、好きなことをやろう。」

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